高麗芝の改良種・TM9(ティーエムナイン)はスゴイかも?

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自宅に芝庭を作りたいと考えている方、必見の内容です。

芝の庭にしてから、最も手間が掛かることが芝の管理、特に夏場の芝刈りです。

一般的に家庭で使われるコウライシバは、5月中旬~9月くらいまでかなり早いスピードで伸びます。

だから、見た目をキレイに保とうとすると、2週間毎くらいに芝刈りが必要になってきます。これってかなり面倒だと感じる方が多いんですよね。

芝庭にしてから数年後に手入れが面倒になり、芝生を撤去して、砂利敷きやコンクリート・天然石貼りなどに変えてしまう方が割と多いのも無理はないですね。

そんなあなたに朗報があります。

TM9(ティーエムナイン)というコウライシバは、年に1度か2度の芝刈りでOKらしいです。

しかも、従来のコウライシバよりも緑が濃いキレイな芝庭が出来上がるということです。私の書き間違いではないですよ、芝刈りは月に1度か2度ではなく、年に1度か2度です。

らしいというのは、私たちHeadenでも今年6月に初めてお客様宅で敷かせていただいたからです。これからしっかりと検証していきたいと思いますが、サイトやお客様の声をネット上で確認すると、本当のようですね。

TM9とは?

トヨタ自動車が高麗芝を改良して開発した品種です。

一般的に日本の家庭で使われるのは高麗芝(コウライシバ)という芝生ですが、以下、要点をトヨタルーフガーデン公式ホームページより抜粋させてもらいます。

✅TM9は、芝生のある庭が欲しいけど管理やお手入れが大変なのでは?とお悩みの方におすすめの省管理型の芝生です

✅TM9は、年に1〜2回の芝刈りで、緑が美しい緻密なターフを形成します。緑の濃さが違います!

✅TM9は、ガーデニングやDIYで芝生を張りたいとお考えの方にもおすすめの、ワンランク上のお庭用芝生です!ご自宅に、家族とのふれあいの場に、ふわふわのグリーンを!

要するに、手入れが楽、芝刈りが年1~2回で良い、しかもキレイということですね。

もし、これが本当なら最高じゃないですか!

実際に貼ってみた感想

製品は段ボールで届きました。あっ、宅配便で届くから段ボールなんだなあと思いつつ、ちょっとワクワクしながら箱を開けてみました・・・

最初に思ったことは、「重い!」「青々として密度が濃くキレイ!」「これは想像以上に良いものだなあ」というのが率直に思ったこと。

私は今まで通常のコウライシバはかなりの数を施工してきましたが、かなり状態が良い場合のコウライシバに匹敵します。

しっかりと育成しているんだなあというのが伝わってきました。

※写真下は目土を規定量刷り込ませた後に撮影

この写真からもかなり状態が良いことは伝わるのではないでしょうか?

目土、肥料、水やりは必要不可欠

芝生の管理という点から見てみます。

トヨタルーフガーデン公式ホームページにも記載されていますが、芝生を敷いた後の目土、肥料は施した方が良いようです。

目土は、芝張り時の乾燥防止と根の育成促進のために使用します。

ですから、私たちも芝生専用の目土と指定通りの肥料(窒素:リン:カリの含有量が10:10:10)をほぼ指定量、施しました。特に肥料はムラが出ないよう、多く撒き過ぎないように注意して与えました。与え過ぎると成長が良くなりすぎて芝刈りの頻度が増えるようです!

2ヶ月(4月~10月)に1回を目安に20g/m2
(20gは一回当たりになります。)

※トヨタルーフガーデン公式ホームページより抜粋

通常のコウライシバに肥料を与える場合の半分程度の量です。

それから非常に重要な点。これはコウライシバでもTM9でも同じですが、芝貼り後、根が貼るまでの1ヶ月くらいは基本的に毎日水やりが必要不可欠です。水が不足すると、葉先が黄色くなり、やがては根付かずに枯れてしまいます。芝貼り直後に枯れる原因のほとんどは水不足です。

これは私の今までの経験からも明らかで非常に重要な点です。

気になる値段は・・・

さて、かなり良さそうな芝だということはお分かりいただけたと思いますが、いくらくらいするのでしょうか。

上記の梱包で1㎡(平方メートル)分=1M×1Mの面積のこと こちらで約10キロの重さがあります。

芝生代金は¥1,100/㎡(税別)

送料が30㎡分で¥18,000(税別) ※栃木県の場合

仮に30㎡発注したとして、芝生代金と送料を込みで考えると、¥1,700/㎡(税別)となります。

※価格は2018年6月現在のもので変動する可能性あり。

芝生の製品代だけで考えると、私たちが通常使うコウライシバロール(芝生養成場から前日に切り出して直送されるもの)と比較しても2倍以上、ホームセンターに並んでいるコウライシバとの比較なら3倍~4倍程度するような価格でしょう。

まとめ

管理する手間(特に芝刈り)が省けることを考慮すると、決して高すぎるということはないのでは。というのが私の結論です。

これから芝生が枯れるまでの間、じっくりと生育具合、芝刈りの必要性などを観察していきます。また改めて記事にしますのでお楽しみに!

 

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