耐久30年以上!枕木で作るオリジナル境界フェンス

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もし、あなたが自然素材・特に木が好きな方ならこちらのウッドフェンスは気に入っていただけるでしょう。

通常であれば、木の最大の弱点は耐久性。特に屋外で使用するとなると・・・2~3年で腐ってしまうというのが関の山です。

今回、私たちは、枕木でオリジナルフェンスを作りました。

使用している枕木の詳細はこちらでご説明していますが、よりおしゃれな中古風枕木を使ってデザイン・施工しました。

中古風枕木とは?

ご覧のように枕木の表面に加工が施してあり、中古風に見える枕木です。今までの枕木の新しいデザインです。これがかなり格好良い!

これだけを門柱としてドーン!と立てても存在感があって良いですねー

オリジナルデザインが可能

今回、足利市の日野様邸でこの枕木デザインを採用していただいたのですが、きっかけはご主人の一言でした。

「牧場にあるフェンスみたいなオープンなものを敷地の境界に作って欲しい。」

という一言です。

ご主人は、下記のようなイメージを持っておられたようです。

こちらはバイナリーフェンスと言いますが、解放感あり、白色は広い北海道や牧場を連想させます。

私も使わせてもらったことがありますが、これはこれでとても良い製品だと思っています。

ただ、日野様はナチュラル志向で木も好きだと言うことがお話していて分かったので、一考して、

「枕木でオリジナルフェンスを作って見ませんか?」

とご提案しました。それがこちらです。(パース図面)

中古風枕木を組み合わせて、牧場風のバイナリーフェンスのようなイメージを作ってしまおうとご提案したのです。日野様はこの枕木とフェンスデザインを大変気に入っていただき、採用していただきました。

今回はこのようなデザインにしましたが、施主様の好みや建物の雰囲気に合わせてオリジナルなデザインが可能です。非常に楽しい素材です。

施工後写真

遠目から見ても建物の外観とマッチしています。

工事中、近所の方が通りを通って眺めて行くのですが、「かなり良いねこれ!」と何人もの方に言って頂きましたよ。

地面に埋めている柱の部分は、モルタルで固定。各パーツ同士は木ビスでしっかりと固定。

ビスを打つと、どうしてもビスの穴が表面に見えてしまうのですが、今回は細部にもこだわり、コーキング材で穴を一つ一つ全部埋めました。その穴が木の節に見えるので手前ミソながら良く出来たなあと思っております。

また、表面には塗装が施してありますが、これは数年経つと色が褪せて薄くなってきます。そのままでも腐ることはないので、気にしなければそのままでも性能上は全く問題ないのです。

ただ、私たちは、

「色が薄くなってきた時には、今回とは違う色で塗装しても面白いかもしれませんね。」

と伝えてあります。また新しい雰囲気が作れますし、新品を改めて取り付けたようなフレッシュな気分にもなれるものです。

数か月後、数年後の経過が楽しみです。

 

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